施設さがし

2025.05.19

ケアマネージャー視点で見る!施設見学のチェックポイントとは?

ケアマネージャーとしての仕事に慣れてくると、担当件数も自然と増えてきます。でも、まだ余裕のあるうちにやっておきたいことの一つが、「通所介護施設や入所施設の見学」です。現場を知っておくことで、利用者さんやご家族に合ったサービスを提案しやすくなります。

今回は、見学の際にケアマネとしてどこを見て、何を確認すべきかを具体的にご紹介します。


1. まず注目すべきは「利用者さんの表情」

その施設が本当に良いかどうかは、利用者さんの様子に表れています。笑顔があるか、落ち着いて過ごせているか、不安そうにしていないか。
表情は何よりも正直な「現場の空気」を教えてくれます。


2. トイレとフロアで職員の動きをチェック!

✅ トイレは重要な観察ポイント

・清潔かどうか
・右半身麻痺・左半身麻痺の方、どちらにも対応できる手すり配置か
・自立を促すような設備か(手すりの高さや位置など)

✅ フロアにいる職員の動きも観察

・利用者さんとの距離感
・忙しそうすぎないか
・声かけができているか
これらは施設の人員配置や職員教育の質を映す鏡です。


3. 椅子とその工夫にも注目

・共用の椅子が使いやすい高さか?
・つえをかける工夫(つえフォルダーなど)がされているか?
・車椅子から移乗しやすい形状か?

「一人では立ち上がれないような椅子」があれば、なぜその椅子を使っているのか施設側に確認してみましょう。事故防止?拘束的な意味合い?その理由によって、施設の方針が見えてきます。


4. 食事・経費・行事など、暮らしのリアルを確認

・食事は手作り?それとも外部のお弁当?
・食費やおやつ代など、日常的にかかる費用の内訳
・季節ごとの行事やレクリエーションの内容
・訪問理美容(床屋)のサービスはあるか

見学では「日々の暮らし」に直結する要素をしっかり確認しておくことが大切です。


5. 加算の種類と要件をチェック(宿題付き!)

施設がどんな加算を取得しているのかを聞くと、運営方針やケアの内容が見えてきます。
たとえば、個別機能訓練加算や口腔ケア加算など。

ただし、重要なのは「なぜその加算をとっているのか?」「そのためにどんなケアをしているのか?」まで確認すること。要件を自分でも宿題として調べておくと、理解が深まります。


おわりに

施設見学は、単なる「下見」ではなく、利用者さんにとって最適な生活環境を提案するための大事な準備です。ケアマネジャーとしての「見る目」を養うことで、より良い支援ができるようになります。

時間のあるとき実際に足を運んで、現場の空気に触れてみましょう。

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