介護のニュース

2026.02.26

特別養護老人ホームの人材確保に関する調査|深刻化する介護人材不足と施設が取るべき対策

・福祉医療機構(WAM)は、2月12日に2025年度の特別養護老人ホームの人材確保に関する調査の結果
について公表。
・特養の64.0%で職員が不足しており、1施設あたりの平均不足数は5.5人と前年より深刻化。外国人人材の雇用は65.1%まで拡大し、中途採用では「職員紹介」の活用が広がっているとした。
・物価高騰に伴う全産業的な賃上げが進む中、公定価格で運営される特養は賃金改善が追いつかず、他産業との格差拡大が人材確保を困難にしている。
・今後、2026年度の介護報酬期中改定を控え、賃上げと経営安定の両立が課題となる。また、人口減少地域での事業縮小・廃止検討の増加も懸念される。

高齢化が進む日本において、介護人材の不足は年々深刻になっています。
特に、入所系施設である特別養護老人ホームでは、人材確保が大きな課題となっています。

今回、介護業界の調査でも、多くの特養が人材不足に悩んでいる実態が明らかになりました。

この記事では、

  • 特養の人材不足の現状

  • 人材確保が難しい理由

  • 施設が今すぐできる対策

について解説します。


特養の多くが「人材確保が困難」と回答

調査によると、多くの特養が人材確保に苦戦していると回答しています。

特に不足している職種は以下の通りです。

  • 介護職員

  • 夜勤スタッフ

  • 看護師

  • 生活相談員

慢性的な人手不足により

  • シフトが組めない

  • 職員の負担が増える

  • 新規入居を止める

といった施設も少なくありません。


人材不足の主な原因

特養で人材確保が難しい理由には、以下のようなものがあります。

① 介護業界全体の人材不足

日本では高齢化が急速に進んでおり、
介護サービスの需要は増える一方です。

一方で、介護職を希望する人材は不足しており、
施設間の採用競争が激しくなっています。


② 夜勤や身体介護の負担

特養では

  • 夜勤

  • 入浴介助

  • 排泄介助

など身体的負担の大きい業務が多く、
離職率が高くなる傾向があります。


③ 採用コストの増加

最近では、

  • 人材紹介会社

  • 派遣会社

を利用する施設が増えています。

しかし紹介料は

年収の20〜30%

になることもあり、
施設経営を圧迫する要因にもなっています。


人材確保のために施設ができること

人材不足を解決するために、施設では以下の対策が重要です。

① 採用チャネルを増やす

求人媒体を1つだけに頼るのではなく

  • 求人サイト

  • SNS採用

  • 介護専門求人

  • 人材紹介

など、複数の採用ルートを持つことが重要です。


② 職場環境を改善する

人材確保のためには

  • 夜勤負担の軽減

  • ICT導入

  • 業務効率化

などの取り組みも必要です。

近年は

  • 見守りセンサー

  • 介護記録ソフト

  • インカム

などを導入する施設が増えています。


【施設向け】おすすめの介護人材サービス

人材確保を強化するなら、
介護専門の求人サービスを活用するのが効果的です。

例えば介護業界で利用者の多いサービスとして

  • エス・エム・エスが運営する
    カイゴジョブ

があります。

特徴

  • 介護専門の求人サイト

  • 採用成功報酬型

  • 施設の採用実績多数


まとめ

今回の調査から、特別養護老人ホームの人材確保が非常に厳しい状況であることが改めて明らかになりました。

今後は

  • 求人戦略の見直し

  • ICT導入による業務効率化

  • 外部サービスの活用

などが、人材確保の鍵になります。

人材不足に悩んでいる施設は、
介護専門の採用サービスを活用することも一つの方法です。

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