介護のニュース

2025.11.18

デジタルリハビリツール、高齢者施設への導入を開始

リハビリやレクリエーションのデジタル化を進める株式会社デジリハのデジタルリハビリツール「デジリハ」が、住宅型有料老人ホームへ初めて導入されました。

これまで主に児童福祉や医療機関を中心に活用されてきた最先端システムが、高齢者介護の現場へとその領域を広げ、新たなレクリエーションの形として注目を集めています。

児童・医療分野から高齢者介護の現場へ

「デジリハ」はこれまで、放課後等デイサービスや児童発達支援、特別支援学校、医療機関などを中心に広く導入されてきました。

しかし、高齢化が進む現在の介護現場において、「単なる作業としての運動ではなく、利用者様が楽しみながら自発的に体を動かし、周囲との交流を促すようなレクリエーションツール」へのニーズが急速に高まっています。こうした背景から、高齢者向けの施設への初導入が実現しました。

センサーと映像が連動し、自然な運動機会を生み出す

今回導入されたシステムは、プロジェクターとセンサーを組み合わせた直感的なリハビリツールです。

  • 仕組みと特徴:

  • 壁や床などに投影された画面へ利用者が直接触れる。

  • センサーが動きを感知し、画面上の映像やキャラクターがリアルタイムに反応する。

「リハビリのための運動」という構えを取り払い、ゲームを楽しむ感覚で手を伸ばしたり体を動かしたりすることで、高齢者の自発的かつ自然な運動機会を生み出すことができます。また、他の利用者やスタッフと一緒に盛り上がれるため、施設内のコミュニティ活性化にも繋がります。

データの蓄積による効果検証と今後の展望

デジリハは今後、今回の導入を機に、高齢者利用におけるデータの蓄積・分析を進めていく方針です。

単なるエンターテインメントにとどまらず、動いた量や反応の記録をもとに、「リハビリの効果検証や評価を行うシステム開発」も視野に入れています。

人手不足が課題となる介護現場において、スタッフの負担を減らしつつ、データに基づいた質の高いケアと自立支援を提供する次世代のインフラとして、今後のさらなる普及が期待されます。

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